フランツ・カフカの変身を読み直してます。
こんにちは。
ヒトリです。
先日、梨木香歩先生の小説【沼地のある森を抜けて】を
丸善で購入しようと仕事帰り立ち寄りました。
1冊だけ店頭に在庫があり、手に取った本は裏が少し破れていました。
店員さんに「他に在庫はありますか?」と聞いたところ
到着までに1〜2週間かかると言われ
丸善のアナログなネットワークに脱帽。
Amazonで頼めば明日届くのに・・・とか考えてる間に
少し破れていた本は買う事ができずさっと裏にひかれ
また来ます。ありがとうございました。とお伝えしてその場をさりました。
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Amazonで買うか迷ってる間に通勤時間がやってきた為
とりあえず、家にある本を手にとって読み直すことにしました。
フランツ・カフカの【変身】です。
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日差しが眩しい春の心地よい陽気を
ぶち壊す勢いで不幸と緊迫感のある文脈が襲い掛かります。
爽やかな春感はなく、じっとりとした梅雨の曇りの日の感覚。
読み進めますが、朝から苦しい気持ちで職場に行っている自分に気づきました。
変身は好きな本です。
しかし、春の気候を味わう感覚はとてもとてもほど遠く
辛い現実のトラウマなどに触れる感覚になります。
早く、違う本を読みたい気持ちで通勤しています。
結末を分かっていても続きが読みたくなる変身はやはり名作です。