ぐるりのこと
こんにちは。
ヒトリです。
今回は読み終わった本の紹介。
新品価格 |
梨木香歩さんのエッセイ
色々検索しながら読まないと追いつかないぐらい私の知らない言葉があり
しかし、感情がでてくる文を読むと流れるように話が進み
会話のように転換していく様が梨木さんの脳を見てるような気がしました。
色々な情報に一喜一憂(悲しい事が多かったけれど)している感覚は
人間らしい文章と感じました。
日々流れるニュースに耳を傾け
小説家としての役割を見つめ直し
ユニークな思考回路もあり
私もぐるりと色々考え込めるような感覚になりました。
巡り巡る人生の中で、日常の細かなワードにヒットするような
作り方でしたので親近感とともに時代は変わってるけど変わらない
そんな感覚。
本の中では9.11のことにも触れつつ、コロナ禍も変わらず戦争が始まり
色々な人々が心と体を痛めながらも
梨木さんも今どこかで心を痛めてるんだろうなと
通勤中の電車の中で思ったり・・・。
これはぐるりのこと
いつかまた読みたくなる日が来るんだろうなと思うので
宝物本棚のところに置いて
また時が来たら手にしようと思います。
今回はエッセイだったのでネタバレを感じないかなと思い
続きを読むをつけてません。
色々な人が色々な感想を述べる本だと思うので
是非、気になった方はネットで買うなり本屋で買うなりしてみてください。